ぜりーは青色で。

とある華僑大学生の日常

偶然の出会いから始まる中国留学

中国留学が決まったのは、

ホントに単なる偶然からでした。

 

ふつーに高校生活を送ってきて、

第一志望だけ受けるという無謀な受験をし、

見事返り討ちに遭いました 笑。

(あの時の自分を殴りたい)

 

一年間の浪人生活を前に、心を癒そうと中国に旅行することに。

 

その場所が、広州と深圳。

中国南部の中心地で、

北京上海と並ぶ大都市。

 

特に深圳は

平均年齢35歳の新興発展都市。

 

今回は広州のお話を。

 

母の知り合いもいたので、会いに行くついでに遊ぼうと。

それがきっかけでした。

 

広州のお知り合いの家にお邪魔して、

母達が一通り世間話を終えると、

私の話になりました。

 

母「浪人しちゃったのよー。

どこか入れてくれないかしら 笑。」

 

知人「なら、うちの近くに大学あるわよ。

確か華僑が建てた大学が。

華僑の人いっぱいいるみたいだし、行けるんじゃない?」

 

ほんと、棚から牡丹餅でした。

 

知り合いのご厚意で大学まで連れて行ってもらいました。

5つ分校がある中の本部でした。

 

衝撃でしたね。

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大学の中に大きな湖。

校舎も立派で。

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国土が大きいから大学も大きいのかな。

全てのスケールが大きい。

 

あとは自然が豊かで、どこもかしこも緑。

 

なんか学園祭で見た志望大学が

すごくちっぽけに思えました。

 

あとは、

地元の人がいっぱいいたり、

小中学生がはしゃぎ回ってたり...

 

欧米の留学生がいっぱいいるとかじゃないけど、

それと違ったオープンな感じが。

言うなれば、地域密着型、かな。

もちろん、日本の大学も出入り自由だけど、

こっちはなんか、

地元民の皆様が

「ここ俺ん家」みたいな感じで

食堂で食べてたり、散歩してたり、

ベンチで駄弁ってたり...

 

すごーく温かい気持ちになりました。

 

そして帰国後、

パソコンで大学について調べまくりました。

 

○暨南大学(かいなんだいがく)

 

  1. 「華僑最高の学府」と称す総合性大学
  2. 多くのの華僑が在籍
  3. 香港マカオの学生も積極的に受け入れ
  4. 中国政府が力を入れている100大学の1つ
  5. 医学、新聞学、中国語学が強み 
  6. 学部の種類が多すぎてやばい

 

 

そして私が最も惹かれたのが

*華僑は推薦で入学可(学術テストなし)

 

うん、美味しい。

 

その代わり、

HSK中国語テスト5級

*自己陳述

*高校の成績、卒業証明

 

が要りますが、

物理とか科学とか受けないでいいなら本望!

 

そしてそして、もう一つ。

 

この大学には、

放送とテレビ学、アナウンス学

があるんです。

 

日本って無いじゃないですか。

アナウンス学なんて。

専門の教室行かないとですよね。

それがこの大学にはあった!

 

実は私、高校では放送部だったんですけど。

放送の世界にずっと興味があって。

でも日本だと、

大学の授業受けて

バイトして

専門の教室に通って

果たして全てに全力を尽くせるだろうか?

と思ってたんです。

 

きっと器用に全てこなす方もいらっしゃるだろうけど、

私は高校時代、

部活と勉強の両立はあまり出来なかったので。

 

それを、

大学で授業として受けれるんです。

選択授業で学びたいものを学べる。

 

もちろん、中国語も伸ばせる!

 

美味しすぎる!!

よし、受けるぞ、この大学。

 

 

こうして、私の中国留学への道が拓かれました。